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がん細胞に特異的につく抗体を直径4.5ナノメートルの磁気ビーズに結合させ、磁石でがん細胞だけを集めるという原理で、がんの進展度に関係なくみつけだすことができる。
「症例数は少ないが、がん細胞が採取できた。 便にまじった細胞の中から遺伝子をとりだして遺伝子解析をすると、がん細胞があるのがわかる。
どんなに奥にがん細胞があってもみつけられる、感度の高い正確な方法になるだろう」と、K総長は自信をのぞかせる。 「メラノーマ(黒色腫)、腎臓がん、大腸がんのほか、ホルモンが効かなくなった前立腺がんも対象にしようと思っています。
いずれもほかに方法がないか、これまでの免疫学的研究で効果が出そうながんから、まずはスタートします」アメリカではすでに大規模な臨床試験が進んでいるが、日本でも国立がんセンターと虎の門病院が共同で症例を集積していて、「世界のセンターのひとつになりうる」と期待される。 あらわれた。
処置の強度を弱めたRIST、すなわち「ミニ移植」と呼ばれる治療法で、白血病のみならずほかのがんにもこの免疫作用を利用しようと試たとえば、腎臓がんは抗がん剤が効かないがんのひとつだが、ミニ移植後272日で腫傷がかなり小さくなった症例がある。 また、大腸がんも抗がん剤が効きにくいが、移植後60日で効果がみられている。
光に近い速度で重粒子をがんに送りこむJR東京駅から千葉方面へ快速電車で約40分という通勤圏、千葉大学や敬愛大学に隣接する千葉市稲毛区の住宅街に、放医研はある。 放射線の人体への影響、障害の予防、治療と診断、医学利用に関する研究開発を総合的におこなう国内唯一の研究機関で、おもに次の3つのセンターがある。
低線量放射線の研究をする「放射線安全研究センター」、放射線の人体への影響や放射線障害治療についての研究と緊急被曝医療体制を整える「緊急被ばく医療研究センター」、そして、患者の身体的負担の少ない放射線診療の実現をめざす「重粒子医科学センター」である。 がんの治療法には、手術(外科療法)、抗がん剤(化学療法)、放射線療法などがあるが、放射線療法のなかでも、より効果の大きい重粒子線を使った治療が独立行政法人放射線医学総合研究所(放医研)でおこなわれている。

従来の放射線では効きにくい腫傷や重要臓器に隣接した腫傷にもよい結果が出て、厚生労働省から高度先進医療の承認を得た。 身近になった重粒子線がん治療を紹介する。
重粒子医科学センターは、がんの放射線療法のなかでも、より治療効果の高い重粒子線を使った臨床試験を1994年から進めている。

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